『やらない子とやれない子』
早いものでもう9月になりました。まだ残暑厳しいですがいよいよ秋の最後の大会が始まります。頑張らねば!
さて、最近のチームを見ていて気になっていることがあります。
それは、子ども達の中で自分が怒られないことに優越感を抱く子が出てきたように感じます。
『俺は上手いし、ホームランが打てるから監督コーチに怒られない!』と平然と考えている子が各学年にいるように思います。少年野球の指導の難しいところで、子ども達それぞれが入団の時期も違えば運動神経も違います。それでも、その選手毎によく見ているとやれるのにやらない子とやっても中々出来ない子がいます。
我々指導者や大人がいつも忘れてはいけない事。それは、その選手に合った目線で声掛けをし、叱るべきところははっきりと理由を話して聞かせることだと思います。
私が心がけているのは、以前お世話になった指導者の先輩は、選手に
『何度言っても出来ないんだな』と
『何度言ってもやろうとしないんだな』
のポイントを選手の力量を見極めて使い分けていました。その先輩が苦しい試合展開で劣勢に立たされ時にも選手を前に
『出来る出来ないじゃない。やるかやらないかだ!俺はお前達を信じてる!さあ逆転するぞ!』
と檄を飛ばして何度も優勝する感動を味わうことが出来ました。凄い指導者です。
爺はキャプテンの選手でも新入団の選手でもそれぞれの立場でやるべきことをやらなかった時は、これからも叱って行きたいと思います。
指導者が大切なのは見極める目線とそこに愛があるんか?です。
さあ、秋大会もう一踏ん張り湿布貼って頑張るかあ。かしこ。
FS 返信数:0 更新日:2024/9/3 21:34 / 投稿日:2024/9/3 21:34