『親の背中が語ること』
急に寒くなってきました。今年は暖かい日が多く油断してましたが、やはり冬は確実に寒いですね。春が待ち遠しいです。
さて、先日のクリスマス会は選手をはじめ父母や兄妹の皆さんも大勢参加して頂き大変楽しい時間でした。準備して頂いた関係者の皆さんお疲れ様でした。

少年野球って、たくさんの父母の協力のもとに成り立っていますよね。暑い中、慣れない手つきでテントを張り、水筒に飲み物を注ぎ足すお母さん。一方でお父さんはグラウンドに来てこれまた慣れない手つきでネットを張り、荷物を運び、下級生のキャッチボールの相手をしては、逸れた球を走って追いかける。ゼーゼー息を切らせて。
昔を思い出して、親としての自分の背中ってお世辞にもカッコイイものじゃなかったなぁと。
野球未経験の私は、審判を引き受けてはアウトとセーフを間違え監督に叱られ、ブルペンで投球練習の相手をしてエラーすれば相手チームのコーチに球を拾ってもらいペコペコしながら受け取りに行く始末。トホホ本当にカッコ悪いよね。
でもね、子どもから見てカッコイイ姿だけが親の背中じゃないんだよね。我が子のために、チームのために一緒にグラウンドに立つ父母の姿こそ子どもの胸に何か起こさせ、安心と感謝を感じさせるのではないかなと思います。それは今ではなく、ずっと先のことかも知れませんけど。
先日も社会人になった息子達と話しながら、試合や練習で苦しい時、怒られた時、勝って嬉しい時はいつも『見てる?』と親の背中を探したっけと笑ってました。
子どもと一緒に過ごせる週末のグラウンドはそんな親の背中を見せられる貴重な場所。我が子以外の選手や仲間たちとも触れ合える素敵な場所。選手たちは今日もその背中を遠くから探しています。だから、その背中はカッコ悪くてもいいんです。かしこ。
FS 返信数:0 更新日:2023/12/19 5:04 / 投稿日:2023/12/19 5:04